ホルンボーの作品を聴いてみよう

カール・ニールセン以降のデンマークで最重要な作曲家とされる、ヴァウン・ホルンボーの作品を聴いてみようということになった。交響曲や弦楽四重奏は後でじっくり聴くとして取り敢えず除外し、個人的に聴いて面白いと感じたものを幾つか挙げる。バルトークのように民族音楽を素材にしているものが多いねえ…。

1) Sonata for Double Bass Solo, Op. 82, I. Andante
https://youtu.be/nLSJCy8OyiU

2) Sonata for trombone and piano
https://youtu.be/tFqnv772V1I

3) “Epos” 2 Pianos and Percussion
https://youtu.be/C5mGpHX4ybA

4) (Chamber) Concerto #12, for trombone
https://youtu.be/hcFXtwM2RJ4


https://en.wikipedia.org/wiki/Vagn_Holmboe
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴァン・ホルンボー
※ 名前はヴァンではなくて、ヴァウンですけど。

抽象画は20世紀の発明か?

1982年頃ではなかったかと思う。妹の彫金の先生で芸大出身のIさんがコペンハーゲンへ来られ、カトラリーなどを販売しているインテリアの店や、工芸博物館 Kunstindustrimuseet へご案内したことがある。(この博物館は、今では デザイン美術館 と呼ばれている。)

デンマークに住むようになって十余年経っていたが、この博物館を訪れるのは初めてだった。何の予習もしていなかったので、そこにあった日本刀の鍔(つば)の大規模なコレクションに出逢い驚いた。明治半ばから日本に滞在したデンマークの医師、フーゴー・ハルバースタット Hugo Halberstadt が収集したもので、1700点近い世界有数のものだという。

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